2010年 06月 01日
「現場実態を見る方法」現場改善の効果的手法 Vol.9 |
改善課題を含む作業範囲は、前述の通り、
照合・点検記号が多く集中している部分に多いので、
そこに着目します。そこには何らかの改善すべき部分が必ずあります。
この場合では、
ホストコンピューターが在庫についてロケーション管理をしていません。
そのため、ピッキングするために「作業指示表」と「部品管理カード」
という2種類の帳票が必要になり、
業務を煩雑化させていることがわかります。
「作業指示表」で品名・数量の情報を持ち、
「部品管理カード」でロケーションを管理しています。
そのために品名を「作業指示表」「部品管理カード」「製品」で、
それぞれ照合・点検する必要が生じます。
従って業務が煩雑化する原因は、
作業指示がホストコンピュータの在庫と連動していないこと、
さらにホストコンピュータでロケーション管理を行っていないこと
が原因であることがわかります。
次号へ続く
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by tohkonblog
| 2010-06-01 11:17
| 物流改善