2010年 05月 01日
「現場実態を見る方法」現場改善の効果的手法 Vol.8 |
こちらの記号は、作業・動作記号といわれるもので、
このページの記号は、改善課題発見の着目すべき記号群です。
そのため、前ページの基本記号に比べ、
全般的に複雑でありフロー図上で目立つように考慮してあります。
これまでの事例で、特に改善課題として着目すべき記号は、
20~24の「照合」と「点検」の記号です。
改善課題を含む作業範囲は、
この記号が集合し、複雑に入り組んでいる傾向にあります。
忘れてはならないのは、
18の「承認行為」の記号が適切な時点と責任者で実施されているかです。
承認行為が機能していない(いいかげんな承認をしている)場合は、
後工程で再度別に承認行為を行っていることが多いのです。
また、承認行為が承認すべき時点で行われていないこともよくあります。
その作業責任において、
ミスが発生した場合に被る後工程への影響が大きい場合は、
その工程で確実にチェック機能を働かせることが重要です。
このようなことも、このフロー図書式で検討することができます。
次号へ続く
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by tohkonblog
| 2010-05-01 16:13
| 物流改善